2019年01月

サッカーとリップル

夏にかかせないのがサッカー生地ですよね。涼しくてノーアイロン。夏の暑いときの普段着るのにはもってこいの素材です。サッカーはもともと織りの名前でシアサッカーとよばれ、経(たて)の方向に、波状の凹凸のある部分と平らな部分とで…

ジーンズについて

今では、ジーンズという言葉は全世界共通の言葉の様に思いますが、1950年代は、確か、わが日本では、ジーパンという呼び名が普通でした。「太陽にほえろ」だって、「ジーンズデカ」じゃなくて「ジーパンデカ」でしたよね。1970年…

ダンガリーとデニム

ダンガリー(dungaree)は、そもそも生地の名前で、ヒンディー語の「ダングリ(dungri)」からきているらしい。日本では「ダンガリーシャツ」に代表されるように、主にインディゴで糸染めされた薄手の生地をさしていうこと…

スペック染めって?

あまり聞かない言葉だと思いますが、糸染めの名称で、  スペックは「小斑点、小粒、しみ、よごれ」の意味。 その言葉がしめすように、斑点がついているような染め方のことをさしていいます。 斑点のカラーなどで、いろんな効果がでま…

「食用ネル」って何?

ネルに食用なんてあるのかと思ったら、 どうやら、料理店の出し汁を濾す専用布として、加工途中に有害となるようなものを使ってないネルが、「食用ネル」という名前で流通してるみたいです。 裏綾片毛ネルもいろいろありますが、アウト…

デニムの産地

デニムの全国の生産量の50%は、なんと広島県の企業が作っています。 広島県新市町の「カイハラ」というところです。原料の糸を作る「紡績」から「染色」「織布」まですべて行っています。テレビのCMなんかもやってますから聞いたこ…

謎がとけたコール天(こんなことわかっても仕方ないのですが、)

「コール天」と言う名前、どうして「天」だけ漢字なのかという疑問を持ったのは、このメルマガでコール天のことをお話しようとしたときでしたね、。 やっと謎がとけました。コールはやはりコード(畝)のなまったもので、天はビロード(…

1反って何m?

反もの1反って、一体何mなのでしょうか もちろん、着物の生地の反物ではなくて、私たちがいつも接している木綿とかについてですが、、 綿について結論から言うと、1反は120ヤード(ここでもヤードです)のものが多いです。生地に…

キュプラって何?

キュプラは化学繊維のひとつで、裏地などに主に使われています。 主原料はコットンリンターといって、綿の種のまわりにはえている短い繊維ですが、高純度の木材パルプも使用します。 もっとも早くに誕生した再生繊維なんです。 特性 …