ダンガリーとデニム

ダンガリー(dungaree)は、そもそも生地の名前で、ヒンディー語の「ダングリ(dungri)」からきているらしい。日本では「ダンガリーシャツ」に代表されるように、主にインディゴで糸染めされた薄手の生地をさしていうことが、一般的ですね。また一説には、色糸を経に、晒糸を緯に使うのがデニムに対して、晒糸を経に、色糸を緯に使って織るのがダンガリーといわれています。
アメリカでのダンガリーはまさに、デニムと同義語として、扱われてるらしい。生地の辞典で「ダンガリー」をひくと、「作業着に用いられる、厚手のブルーデニム。本来は船員の作業着用の生地であった。この言葉はたいていはデニムと同義語として使われることが多いので、その項を参照」となっていたり、デニムと同義語としての扱いが多いらしい。
でも、アウトレットファブリックスでは、主にインディゴを使った色糸と晒糸で織った平織りの薄手の生地をダンガリーとよんで、デニムと区別してます。でも、品番はダンガリーもデニムもDEで表示してます。(デニムでもストレッチはSTという品番をつけて区別してます。ストレッチ素材はストレッチのコーナーだけでなく、デニムとかコール天のコーナーにも、ST品番でありますので、ストレッチをお探しの方はあっちこっち見てください。)

余談ですが 経(たて)糸とか 緯(よこ)糸の読みがあやしくななったら、地球儀を思い浮かべてください。東経 北緯などですぐに理解できます。