スペック染めって?

あまり聞かない言葉だと思いますが、糸染めの名称で、
 スペックは「小斑点、小粒、しみ、よごれ」の意味。
その言葉がしめすように、斑点がついているような染め方のことをさしていいます。
斑点のカラーなどで、いろんな効果がでます。
同じチェックでも、ムラ染め風の雰囲気の糸で、おしゃれ感覚なものが出来あがります。もちろん無地もほとんど目立たないのですが、小さなカラーの斑点で、おもしろい風合いにしあがります。

■ストライプもギンガム?
「ギンガム」っていうと、一般的には、ギンガムチェックを思いうかべますが、そもそもギンガムは糸染めの平織りの基本的な柄のことで、もともと夏の代表的な織物でしたが、今では年間商品になってます。普通のものは30番~40番の糸で150~180本の打ちこみです。ストライプのものも、よくセットで作られていて、もちろんこちらも、ギンガムと呼びますが、特に「縦ギンガム」 略して「縦ギン」と呼ばれます。今回の新商品で紹介するギンガムは、細番手(60番)のしっかりした打ちこみですので、この標準のギンガムより、はるかに品質にすぐれてます。