2019年01月

織物は織っただけの状態では、風合いとかが悪いのでほとんどの製品で、仕上げ加工が行われています。これで、ずいぶん見栄えもよくなるし、いろんな特性をあたえられます。方法は物理的なもの、化学的なもの、最近のバイオテクノロジーの…

リブニットは、よく袖口などに使われているゴム編みというものです。 畦（あぜ）編みとも呼ばれて、表目と裏目が縦方向に交互に配列され、その隆起が、あばら骨に似ていることからこの名がついたそうです。

塩縮加工ですが、どうしてこの字なのかよくわかりません。商品の雰囲気からみると、「延縮」（のばして、ちぢめる）の方が，私にはピンとくるのですが（笑） でも、この加工は昔からある加工らしいです。 生地を強制的に縮め、シャリ感…

バーバリーといえば、すぐにブランドのBURBERRYを思い浮かべますが、生地の名前でも有名です。バーバリーチェックもありますが、無地もバーバリーが昔から有名で、本来ならバーバリーの登録商標ですから正式には使ってはいけない…

反ものは、棒にまいてあるものやら、板にまいてあるものやら、たたんであるものやら、いろんな姿でお店に入荷してきます。少ないものでしたら、半分に折って短い巻き板にまけるのですが、商品によっては丸巻きのまま置いておかなければな…

秋冬ものになってきますと、結構起毛してあるものが多くなります。 「反物のはじまりと終わりで色が違う」というのはあながち嘘でもないみたいです。 私たちが取り扱っていても、はっきりと違う色に見えてしまうときが何度もあります。…

こんなことを知ってても、あまり意味ないかもしれませんが、私もずいぶん最近になって、聞いて知ったことなのです。 よく、生地の素材を調べるのに、燃やしてみますが、紺色の生地の染めがインディゴかどうか知りたいとき、燃やしてみる…

最近メールでのお問い合わせが多いので、「スレキ」のことをお話しようと思います。 スレキは洋裁の本を見てると必ずといっていいほど出てくる素材のひとつです。ポケットに使うことが多いので、スレキ少々などと書かれていることが多い…

アウトレットファブリックスのアウトレットって、何だろう。 何年か前から日本にもお目見えしたアウトレットストアですが、やはりルーツはアメリカで、フレミントンカットグラスというガラス食器のメーカーが、ニュージャージー州の工場…

前に、ジーンズの時に、チノクロスで作られたパンツをチノーズと呼んでますと説明しましたが、通称チノパンといって、パンツの代表的な素材としてよく使われています。もともとは、その丈夫なことから、アメリカの陸軍の制服に採用されて…