麻といっても

夏の代表的な素材の麻ですが、服の素材として用いられる種類は大きくわけて、2つあります。ラミーは東洋の麻で、繊維が太く長く、天然繊維の中で最も強い。(羊毛の4倍、綿の2倍)。色は白くて、絹のようなしっとりとした光沢を持つ。シャリ感、コシがある。
リネンは西洋の麻で、繊維は細く、短い。ラミーにつぐ、強度がある。色は亜麻色で、風合いはソフトでしなやかです。
両方とも、吸湿性、放湿性、発散性、通気性に優れていて、清涼感があります。
最近、ヘンプなども、見受けられます。これも麻です。 衣料用以外に使われる麻にジュートというのもあります。麻袋や帆布につかわれます。
インド、東欧に多いみたいです。サンダルなんかにも使われてますよね。

人類最初の織物は、リネンだということです。
ちなみに、紀元前5千年の古代エジプトです。