ニマル サンマル トーバンって何?

業界用語ですかね、糸の太さを20番糸をニマル 30番糸をサンマル 10番をトーバンなんて呼んでます。以下、番手の解説を少し。
よく使われているミシン糸で例にとると、普通の糸は60番 薄地用は90番 ステッチ厚手用は20~30番と表示されています。これで考えると、番手の大きい数の方が糸が細いのがわかります。
番手とは、糸の太さを表す単位です。ただ、同じ番手でも、綿糸 麻糸 羊毛糸では、それぞれ単位が違うので注意が必要です。
もうひとつ、糸の太さを表す単位にデニールというのがありますが、番手とは逆に、デニールの数値が大きくなるほど、糸は太くなります。こちらは、化学繊維に使われてます。
綿織物についていえば、普通のギンガムチェックで、30番手~40番手
カントリーチェックくらいの中肉で、20番手
カツラギなど厚手には、10番手が使われている。
ローン ボイル 高級ブロードなど薄手は、60番手以上です。
ワイシャツの高級番手は、80番手 100番手です。
アウトレットファブリックスにも、時々、これくらいの番手のブロードが入荷しますよ。
ちなみに、日本の紡績技術はすごくて、200番手の糸も紡ぐ技術を持っているそうです。