織物は織っただけの状態では、風合いとかが悪いのでほとんどの製品で、仕上げ加工が行われています。これで、ずいぶん見栄えもよくなるし、いろんな特性をあたえられます。方法は物理的なもの、化学的なもの、最近のバイオテクノロジーの応用などがありますが、思いつく簡単なものを、あげてみました。
- 樹脂加工 防皺、ウオッシュ&ウエア 光沢 防縮など、
- サンフォライズ加工 防縮
- シルケット加工 綿の光沢や染色性の向上
- 防炎加工 燃えにくくする
- 撥水加工 水をはじく
- 防水加工 強い防水
- 抗菌加工 微生物の繁殖を防ぐ
- 防臭加工 においをおさえる
- カレンダー加工 生地の表面を平らにして、艶をだす
- 起毛加工 生地の表面を起毛
- 皺加工 強制的に皺を作る
- ワッシャー加工 洗って風合いをよくする
タバコのにおいをとるものとかもありますし、先日はニットでしたが、「防蚊加工」というのも見ました。文字どうり蚊を寄せ付けない生地のようです。
最近は皺加工されたものが多いですが、いろんな手段で手もみ皺とか、それぞれの風合いを特色としたものがたくさん出ています。
縫って、製品に仕立ててから洗いをかける、製品洗いも、今すごく多いですよね。
洗っただけでずいぶんイメージが違ってきますし、皆様もいろいろ試してみられてはいかがでしょうか。新しい雰囲気の生地を見つけられるかもしれません。