反ものは、はじめの方とおしまいの方では色が違う?

秋冬ものになってきますと、結構起毛してあるものが多くなります。
「反物のはじまりと終わりで色が違う」というのはあながち嘘でもないみたいです。
私たちが取り扱っていても、はっきりと違う色に見えてしまうときが何度もあります。

実は、コール天、別珍などを巻いておいてますと、自然に内側の方が毛が押さえつけられて、本来少し立っていけないものが、ローラーでおさえつけられた様な状態になって、白っぽくなってしまいます。染色の色は、まったく同じなのですが、毛が寝てるだけでそれだけ違って見えてしまうのです。かといって、反物の最初のいい部分だけ買うわけにはいきませんよね。(笑)
綿ですから、一度洗えば、同じ状況になります。
既製服などを作って、トラブルにならない様、反物には、必ず「裁断の際、できるだけ近い部分を使用するように」と注意書きが添えられています。